動的に停滞する

藤田護先生がSFCでアイヌ語・アイヌ語口承文学や人類学を中心とした研究会を開き10周年になりました。

私たちにとってこの研究会は、言葉やフィールドを知り、議論を交わしながら、考えや手法、人脈を形成し、自己と他者、広く世界と向き合うことができる場所です。そして、大学時代に集ったあの時間と仲間は、これから先の未来も、思索や感性、人生の参照点として、何度も立ち返ることができる場所として揺蕩い続けます。

この場所は、普段通り過ぎていても、用があれば誰かと立ち止まったり休憩したりする踊り場のように、各々に開かれています。私たちの時間は進み環境は動き続け、参照しに帰るたびに同じ経路を辿ることはないかもしれません。思考を積み重ねた先に同じ結論へ辿り着くような、無限の螺旋階段を上る最中かもしれません。時に流れに逆らうために、思考を動かしながらも立ち止まることが必要になるかもしれません。

この会も、そんな動的に停滞する場所として、皆さんに開かれているといいなと思います。

プレ⁠ースホルダ⁠ー

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